HP SUM は、HP ProLiant サーバーでファームウェアおよびソフトウェアをインストールおよび更新し、HP Integrity サーバーでファームウェアをインストールおよび更新するために多くの HP 製品に搭載されているテクノロジーです。
HP SUM は、以下のために GUI およびコマンドラインスクリプト式インターフェイスを提供しています。
単一または 1 対多の HP ProLiant および HP Integrity サーバーならびに iLO、OA、および VC Ethernet および Fibre Channel モジュールのようなネットワークベースのターゲット用のファームウェアのインストール
単一または 1 対多の HP ProLiant サーバー(Windows 環境と Linux 環境でサポート)用のソフトウェアのインストール
HP SUM には、ターゲットサーバーにインストールされているハードウェア、現在のバージョンのファームウェア、および使用中のソフトウェアを検出するハードウェアおよびソフトウェア検出エンジンが内蔵されています。この機能により、必要なコンポーネントのみをターゲットホストに送信することで余分なネットワークトラフィックが防止されます。HP SUM は、正しい順序でアップデートをインストールし、アップデートのインストールの前にすべての依存関係に適合していることを確認します。HP SUM は、解決できないバージョンベースの依存関係がある場合、インストールを行いません。
HP SUM は、インストールの時間中、小型で安全な SOAP サーバーをターゲットにコピーするため、リモートインストール用のエージェントが不要です。インストールが完了すると、SOAP サーバー、およびインストールログファイルを除くインストール関連のすべてのリモートファイルが削除されます。HP SUM は、リモートターゲットから HP SUM が実行されているシステムにログファイルをコピーします。
適切なインストール順序とコンポーネント間の依存性の確認を保証する依存性の確認
必要なアップデートに限定したインテリジェントなインストール
GUI モードと CLI モードの両方で、複数のリモートターゲット用のファームウェアとソフトウェアの同時インストール
改善されたインストール性能
HP ProLiant サーバーおよびエンクロージャーのローカルのオンラインインストール
HP ProLiant および HP Integrity サーバーならびにエンクロージャーのリモートの(1 対多)オンラインインストール
HP Service Pack for ProLiant によるローカルのオフラインファームウェアインストール
SmartStart Scripting Toolkit(HP ProLiant G7 以前のサーバー)、Scripting Toolkit(HP ProLiant Gen8 以降)、iLO 仮想メディア、または PXE ブートメディアとともに使用する際のリモートオフラインインストール
広範なログ機能を持つ GUI または CLI スクリプト
リモートのコマンドラインインストール
HP ProLiant サーバーでのネットワーク管理ポート、VC Ethernet および Fibre Channel モジュール、ならびに 3Gb/6Gb SAS BL スイッチインターコネクト経由の、OA、iLO のようなネットワークベースターゲットでのファームウェア更新のサポート
サポートされる Integrity サーバーおよび Superdome 2 エンクロージャーへのファームウェア更新のインストールのサポート
Integrity サーバーでの VC モジュールの更新のサポート
注記: HP SUM は、他社製のコントローラーをサポートしていません。これには、これらのコントローラーに接続されているフラッシュ式ハードディスクドライブも含まれます。
HP-UX を実行する HP ProLiant および HP Integrity ターゲットでの IO カードファームウェアのリモートのオンラインインストール