ノードの展開

[展開] 画面を開くと、そのノードの IP/DNS アドレスとノードタイプが表示されます。展開に使用できるコンポーネントが [展開] 画面に表示されます。また、コンポーネントバージョンがノードにインストールされている場合は、コンポーネントのインストールされているバージョンとアクティブなバージョンが HP SUM に表示されます。


[注記: ]

注記: HP SUM は、[ベースライン] 画面でのコンポーネントの構成をサポートしています。詳しくは、「コンポーネントの構成」を参照してください。


展開オプションを設定するには、以下の手順に従ってください。


[注記: ]

注記: HP Integrity BL870c i4 および BL890c i4 サーバーのアップデートでは、展開機能で展開の対象になるのは現在のパーティションだけです。エンクロージャーを展開の対象にするには、「HP Integrity BL870c i4 または BL890c i4 ノードでのすべてのパーティションの展開」を参照してください。



[注記: ]

注記: HP SUM は、すべてのノードタイプに対して、同じ展開機能を使用します。


  1. [ノード] 画面で、アップデートするノードを選択して[アクション] → [レビュー/展開]の順に選択します。

  2. インストールオプションを変更するには、[インストールオプション]をクリックして、以下からオプションを選択します。

    • ダウングレード:このオプションを選択すると、ベースラインライブラリのリスト内のコンポーネントごとに [強制]をクリックせずに、ノード内のすべてのコンポーネントを古いファームウェアバージョンにダウングレードできます。


      [注記: ]

      注記: ダウングレードをクリックすると、HP SUM は、ノードをダウングレードできるコンポーネントだけを表示します。


    • 再書き込み:このオプションを選択すると、ベースラインライブラリのリスト内のコンポーネントごとに [強制]をクリックせずに、ノード内のコンポーネントに現在のファームウェアバージョンを再書き込みできます。

    • ファームウェアまたはソフトウェアのみにダウングレードまたは再書き込みのオプションを適用する場合は、[適用可能なファームウェア/ソフトウェアオプション]をクリックした後、以下のいずれかを選択します。

      • ファームウェア:ファームウェアアップデートのみが表示されます。

      • ソフトウェア:ソフトウェアアップデートのみが表示されます。

  3. [関連付けられたノードの詳細]フィールドで、このノードと一緒に更新するノードを選択します。

  4. [ベースライン]フィールドで、アップデートの対象にする各コンポーネントを選択します。検索ボックスを使用して、コンポーネントの検索ワードを入力してください。アップデートの詳しい情報を得るには、バージョン番号をクリックしてください。Linux ノードを展開の対象にする場合、HP SUM は、ご使用のノードで有効な RPM アップデートのみを表示します。


    [注記: ]

    注記: [強制]をクリックすると、ダウングレードまたは再書き込みに使用できるコンポーネントをダウングレードまたは再書き込みできます。[インストールオプション]で [ダウングレード]、[再書き込み]、またはその両方を選択している場合、[強制]ボタンは表示されません。


  5. HP SUM は、サーバーノードのタイプを再起動できます。アップデートが展開された後で HP SUM が再起動を開始するようにする場合は、[再起動オプション]をクリックし、次の操作を行います。

    1. [インストール後にシステムを再起動]で、[なし]、[必要な場合]、または [常時]を選択します。

    2. [再起動遅延 (秒)] で、ノードの再起動が開始されるまでの待ち時間(秒単位)を入力します。最小遅延は 15 秒、最大遅延は 3600 秒です。

    3. テキストボックスには、ノードを再起動する前に表示する再起動メッセージを、255 文字以内で入力します。


    [注記: ]

    注記: ノード内のすべてのアップデートを正常に展開できない場合、ノードは再起動されません。展開のログを表示し、問題を検索して解決してしてからノードを再起動してください。


  6. 使用可能なアップデートのリストが表示されます。アップデートを選択したり、実行しないアップデートの選択を解除したりできます。HP SUM が同じコンポーネントの 2 つのバージョンを見つけた場合、以下の仕様に一致するコンポーネントが表示されます。

    • HP SUM は、コンポーネントの RPM バージョンを表示し、コンポーネントの SCXE バージョンを非表示にします。

    • HP SUM は、コンポーネントのオペレーティングシステムをノードのオペレーティングシステムと比較します。HP SUM は、オペレーティングシステムに対して正しいコンポーネントバージョンを表示します。たとえば、ベースラインにコンポーネントの 32 ビットバージョンおよびコンポーネントの 64 ビットバージョンが含まれている場合、HP SUM は、ノードのオペレーティングシステムをチェックし、適用されるバージョンのみを表示します。

  7. [展開]をクリックしてインストールを開始します。


    [注記: ]

    注記: 展開を開始するには、ベースラインの追加、管理者認証情報、サポートされるインストール済みバージョンなど、依存関係の問題がすべて解決されている必要があります。


  8. [ノード] 画面の [一般] セクションで、ノードの [ログの参照]をクリックした後で、インストールしたコンポーネントの [ログの参照]をクリックしてインストールの詳細を確認します。

HP Integrity BL870c i4 または BL890c i4 ノードでのすべてのパーティションの展開

  1. HP Integrity BL870c i4 または BL890c i4 ノードパーティションのインベントリを作成します。

    HP SUM はインベントリの実行を完了すると、[関連するデバイス] セクションに関連パーティションを表示します。


    [注記: ]

    注記: Onboard Administrator でインベントリの作成を開始します。作成が開始されると、HP SUM はすべてのパーティションのインベントリを自動的に作成し、[ドメインの展開]を表示します。


  2. 黄色のステータスボックスの [ドメインの展開]をクリックします。

  3. 次の選択を行います。

    • [ベースライン] セクションで、HP SUM が使用するベースラインを選択します。

    • [インストールオプション] セクションで、ダウングレードするのかそれともアップデートを再書き込みするのかを選択します。

    • [再起動オプション] で、アップデート後再起動するパーティションを選択します。


      [注記: ]

      注記: これらのセクションに変更を加えている場合は、[解析]をクリックします。


  4. [レビュー/展開]をクリックします。

    [Integrity iLO ドメインの展開] 画面が閉じて、ドメインがアップデートされます。